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論文

Note: Proton microbeam formation with continuously variable kinetic energy using a compact system for three-dimensional proton beam writing

大久保 猛; 石井 保行

Review of Scientific Instruments, 86(3), p.036102_1 - 036102_3, 2015/03

 被引用回数:2 パーセンタイル:10.19(Instruments & Instrumentation)

A compact focused gaseous ion beam system (gas-FIB) is under development to form proton microbeams of a few hundreds of keV. An experiment to form proton beams was carried out to show the gas-FIB had feasibility for 3D proton beam writing (3D-PBW) with a size and a position of a microbeam independent of energy. Proton microbeams with an approximately 6 $$mu$$m diameter were formed at the same position over an energy range of 100-140 keV when a ratio of the kinetic energy of the object side to that of the image side was kept constant. In addition, these characteristics of the system were also numerically demonstrated in an energy range of 100-1000 keV. Those results show that the 1 MeV system will enable 3D-PBW with variable penetration depth in a sample by varying the kinetic energy.

論文

Construction of intense positron source based on AVF cyclotron for high brightness positron beam, 2

前川 雅樹; 河裾 厚男; 加島 文彦*; Chen, Z. Q.

JAERI-Review 2004-025, TIARA Annual Report 2003, p.299 - 301, 2004/11

現行の密封線源による陽電子ビーム形成では得られる輝度に限界があり、物質表面で起こる過渡現象や微小試料の研究を行ううえで大きな制約となっている。この制限を打破すべく、イオンビームを用いた高強度陽電子線源の作製を試みた。TIARAのAVFサイクロトロンを用いて発生した20MeVのプロトンビームを高純度アルミニウムに照射し、$$^{27}$$Al(p,n)$$^{27}$$Si反応により生成した$$^{27}$$Siが$$beta$$$$^+$$崩壊する際の陽電子を減速し低速陽電子ビームとして形成する。陽電子の発生を確認するためソレノイド磁場を用いた陽電子輸送系において陽電子ビーム像を観測したところ、およそ3mm程度のビーム径が得られた。これはモデレーターの有効径とほぼ一致し、変形もみられないことから、発生したビームは比較的単色性の高いものであり、密封線源による陽電子ビームと同様の良好な性質を備えていることがわかった。また陽電子ビーム強度を計測したところ、イオンビーム1$$mu$$Aあたりの発生陽電子個数は5$$times$$10$$^{5}$$個/secとなることがわかった。これらより、高輝度陽電子ビームの実現に向け重要な基礎データを得ることができた。

論文

Construction of intense positron source based on AVF cyclotron for high brightness positron beam

前川 雅樹; 河裾 厚男; 石本 貴幸*; Chen, Z. Q.

JAERI-Review 2003-033, TIARA Annual Report 2002, p.297 - 299, 2003/11

陽電子ビームを用いた物性研究は、空孔型格子欠陥の非破壊高感度検出や物質最表面の構造解析が可能であるなど、強力な物性評価手法の一つとして広く用いられているが、現行の密封線源によるビーム形成では得られる輝度に限界があり、物質表面で起こる過渡現象や微小試料の研究を行う上で大きな制約となっている。この制限を打破すべく、イオンビームを用いた高強度陽電子線源の作製を試みた。TIARAのAVFサイクロトロンを用いて発生した20MeVのプロトンビームを高純度アルミニウムに照射し、$$^{27}$$Al(p,n)$$^{27}$$Si反応により生成した$$^{27}$$Siが$$beta$$$$^+$$崩壊する際の陽電子を減速し低速陽電子ビームとして形成する。陽電子の発生を確認するために構築したソレノイド磁場を用いた陽電子輸送系において陽電子ビーム強度を計測したところ、発生陽電子個数は入射イオンビームカレントと非常に良い直線性を示し、イオンビーム1$$mu$$A当りの発生陽電子個数は10$$^7$$個/secとなった。この強度は、バックグラウンドの混入等も考えられるがサイクロトロンを用いた陽電子ビーム発生と高輝度陽電子ビーム形成に向けて期待できる結果となった。

論文

Electron backstream to the source plasma region in an ion source

小原 祥裕; 秋場 真人*; 荒川 義博; 奥村 義和; 桜庭 順二*

Journal of Applied Physics, 51(7), p.3614 - 3621, 1980/00

 被引用回数:26 パーセンタイル:73.54(Physics, Applied)

イオン源ソースプラズマ生成部への逆流電子ビーム束はイオンビーム加速電圧とともに増大し、準定常運転ではソースプラズマ電極は熱的にもたない。ここでは、イオンビームシミュレーションコードを用いて、プロトンビーム加速電圧が50~100keVでの逆流電子ビーム束の評価をおこなった。又、高エネルギー準定常用イオン源として、ソースプラズマ生成部に逆流電子ビーム用ダンパーを設けたイオン源が提案された。

論文

Numerical simulation for design of a two-stage acceleration system in a magawatt power ion source

小原 祥裕

Journal of Applied Physics, 49(9), p.4711 - 4717, 1978/09

 被引用回数:21

JT-60のような大型トカマクのための中性粒子入射装置の設計研究の一つとして、二段加速引出し電極構造をもったイオン源の最適構造及び引出し条件を、計算機シミュレーションにより調べた。この結果、透過度が40%で直径が12cmの引出し電極から、エネルギーが75keV、電流が15Aかつビーム発散が約0.6°のプロトンビームを引出しうることがわかった。又、二段加速電極構造におけるビーム発散は、一段目と二段目の電界強度の比fに強く依存し、fが0.3~0.5の時、最も小さいビーム発散が得られることがわかった。

口頭

プロトンビームライティング法による生体適合性ハイドロゲルの微細加工

長澤 尚胤; 木村 敦; 出崎 亮; 石井 保行; 山田 尚人; 江夏 昌志; 島田 明彦; 大久保 猛; 佐藤 隆博; 田口 光正

no journal, , 

近年、iPS細胞やES細胞技術によって患者自身の幹細胞を生体外で分化誘導して、治療に用いる再生医療が実現しつつある。細胞が増殖し、臓器形状を保持する足場材料としてハイドロゲルの利用が注目されている。細胞培養に影響を与えるゲル表面の微細な形状や化学的な特性を調べるために、生理的に無害である多糖類誘導体を原料として、プロトンビームによる分解・架橋反応を利用したゲル微細加工技術の開発を行った。ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)の濃厚水溶液(30wt%)を調製し、TIARAのシングルエンド加速器からの2.5あるいは3MeVのプロトンビームを照射した。含水試験などから、ゲル構造体が形成していることが分かった。さらに、プロトンビームのスキャン形状を制御することにより、ラインアンドスペース等のゲル構造体を作製できる見通しを得た。

口頭

プロトンマイクロビームによる中性子光学素子の作製

酒井 卓郎; 飯倉 寛; 松林 政仁; 山田 尚人*; 佐藤 隆博*; 石井 保行*; 内田 正哉*

no journal, , 

真空中を伝播する電子が、平面波や球面波ではなく、らせん状の波面を持ち得ることが報告された。電子がこのような波面を持ち得ることは全く考えられておらず、大きな注目を浴びた発見である。本研究においては、中性子も同様にらせん状の波面を持ち得ることを観測するために、MeV級プロトンビームの描画による微細加工技術を駆使して中性子用の回折格子の作製に取り組んでおり、現在までの進捗状況を報告する。中性子は高い物質透過性を有するため、透過型の回折格子として利用するためには、中性子吸収体を含む材料を十分な厚さで加工する必要がある。そこで、大気照射可能であり、アスペクト比の高い加工が可能であるプロトンマイクロビームを利用した。具体的な手順としては、中性子吸収体である酸化ガドリニウムのナノ粒子を混入した紫外線硬化樹脂に対して、パターン照射を行った。利用したプロトンビームのエネルギーは3MeV、電流1$$sim$$2pA、照射時間は10分以下である。照射後、現像処理を行った後、塩酸で未照射部位をエッチングし、超臨界乾燥装置で乾燥処理を行った。その結果、設計通りの加工ができることを確認した。

口頭

大気照射陽子マイクロビームによる中性子用回折格子の作製

酒井 卓郎; 飯倉 寛; 山田 尚人*; 佐藤 隆博*; 石井 保行*; 内田 正哉*

no journal, , 

真空中を伝播する電子が、平面波や球面波ではなく、らせん状の波面を持ち得ることが内田・外村により初めて報告された。光の分野においては、らせん状の波面を持つ波は既に知られていたが、電子が同様の波面を持ち得ることは全く考えられておらず、大きな注目を浴びた発見である。本研究においては、中性子も同様にらせん状の波面を持ち得ることを観測するために、MeV級プロトンビームの描画による微細加工技術を駆使して中性子用の回折格子の作製に取り組んでいる。中性子は高い物質透過性を有するため、透過型の回折格子として利用するためには、中性子吸収体を含む材料を十分な厚さで加工する必要がある。そこで、大気照射可能であり、アスペクト比の高い加工が可能であるプロトンマイクロビームを利用した。具体的な手順としては、中性子吸収体である酸化ガドリニウムのナノ粒子を混入した紫外線硬化樹脂に対してパターン照射を行った。照射後、エタノールで現像処理を行った後、塩酸で未照射部位の酸化ガドリニウムをエッチングし、超臨界乾燥装置で乾燥処理を行うことで、設計通りの回折格子を作製できた。

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